★★★ シネマフォントの特徴編 ★★★
写植文字とは異なる、シネマフォントのデザインルールを少しだけ皆さまに、ご紹介いたします。
☆横字幕(横書き)のとき見た目でサッと見えるように、なるべくひらがな・カタカナ・漢字の肩(高さ)が揃うようにデザインしています。

《 肩合わせ 》
これはもともと手書きで字幕を書いていた頃のお話です。
例えば「大丈夫」を字幕として手書きした場合、それぞれの横棒の高さを揃えて、見た目の凸凹を無くしていました。もちろん例外もありますが、なるべく熟語としてのまとまりを大事にしていました。
文字列としては横書き13文字の場合、「大丈夫」がひとまとまりになり一文字分の労力で認識できれば、11文字分の速さで読めます。これは、文字のデザインの前に日本語としての優れた特長の一つであり、ひらがなカタカナ混在の圧倒的な優位性であることは言うまでもありません。さらにこの漢字熟語をひとまとまりで読めるように追及したのが見た目の統一感であり、その一つの手法が「肩合わせ」になります。
